💿 猫々ミュージック|人間失格
この番組は、一枚のアルバムから始まる短いラジオです。
💿 人間失格
🎤 人間椅子
アビ蔵:
このアルバム、ジャケットの色合いからしてもう重たい感じがするよね。なんだか夜の闇が深くなる瞬間にぴったりな音が浮かんでくる気がする。
バステト:
うん、確かに。夜に静かに聴きたくなるね。人間椅子の声は鋭さがあるけど、同時にどこかぼんやりとした余韻もある。まるで暗い路地裏を歩いているときの影みたい。
アビ蔵:
ギターの響きがね、ざらついててザクザクしているけど、決して粗雑じゃない。音の重なりが妙に生々しい。いかにも80年代の匂いがしつつ、現代の耳にも刺さる感じが好きだなあ。
バステト:
1991年にリリースされたこのアルバムって、ちょうどそういう時代の新鮮な緊張感が音に染み込んでいるよね。古びるどころか、時々の空気を切り取ったかのような生き物みたい。
アビ蔵:
それに、歌声が独特で…なんというか、怒りとか悲しみが混ざって静かに噴き出す感じがあって、気がつけば聴き終わった後にふと息を吐くような、そんな空気が残るんだよね。
バステト:
まさにそんな余韻。図書室の片隅で、本に集中しながら窓の外が暗くなっていくのを感じるときに流れていたら、すごくしっくりくるんだろうな。静けさの中のざわつきみたいな。
アビ蔵:
そっか、やっぱり部屋の明かり落として、誰にも邪魔されずにじっくり聴いてほしいアルバムだね。曲の一つ一つが部屋の空気と混ざって音を立てているみたいで。
バステト:
うん、暗がりの中で音が壁を伝って広がる感じ。人間椅子だからこそできる、重厚さと静謐さが共存するその瞬間がたまらない。そんな時間に流していたいね。
よくある質問(Q&A)
このアルバムはいつリリースされましたか?
1991年にリリースされました。
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