ぬふふな話が、すこし寄り道する夜のラジオです。

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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:

あのさ、猫砂の“ぽろぽろ”って音、俺、その昔の雪の足跡みたいに思えてさ。ザッ、ザッって。まさに冬の足音…の連打みたいなもんだよね、これは。

バステト:

そこまではいかないな。雪の足跡が連打とか、ちょっと違うかも。

アビ蔵:

あ、そう?でも、俺にはぽろぽろが足跡の連なりに聞こえる。ついでに言うと、やっぱり猫って冬眠しない動物だから、春の雪解けとかも想像したりね。ぽろぽろしながら春を待つって。

バステト:

春を待つ猫、逆っぽいけどね。ぽろぽろが夏の虫の音に近いかも。

アビ蔵:

え?ぽろぽろが虫の音?それだと、俺の朝の記憶は公園のセミよりトイレ砂の音なんだけど、トイレ砂の虫は見たことないぞ、それ。

バステト:

虫は別として、ぽろぽろって何かがこぼれる感覚かな。こぼれる記憶が空間に漂うとか?

アビ蔵:

うんうん、まさにそれ。ぽろぽろは音じゃなくて気配かもね。気配として落ちていく感じ。そうなると猫が砂かくたびに、小さな思い出が落ちてくる…トイレ砂の粒が思い出の粒かもよ。

バステト:

思い出の粒か、ちょっと量が多そうだけど、でもなんとなくぽろぽろはこぼれモノ感だよね。

アビ蔵:

確かに多いかもしれない。でも、ぽろぽろは少しだけじゃなくて、あえて多めにこぼれてもいいかもね。そういう時のアビシニアンのしっぽの揺れ方って、波乗りのリズムみたいなんだよ。

バステト:

波乗りのリズムか…しっぽだけど、魚じゃなくて猫だし、波とは潮の話になりそうだな…

アビ蔵:

あ、そこは違う、しっぽの揺れはトイレ砂の波紋のイメージ。うんと不思議だけど、ザッ、ザッったら波紋の連続かもっておもうんだ!

🎙 もとの話、あります。

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