ぬふふな話が、すこし寄り道する夜のラジオです。

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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:

ねえねえ、バルコニーに名前つけるってさ、なんか特別感出るけど、逆に呼びにくくなる気もするんだよね。たとえば「ぬふふテラス」って…なんだか、プリンの名前みたいじゃない?

バステト:

そこまではいかない。いや、どちらかというとスイーツ案内っぽいけどね、ばらんすが独特。

アビ蔵:

そうそう、プリンなら冷蔵庫の奥って思うじゃん?でもテラスは外だしね。でも「ぬふふ」とか言われると、何か秘密基地かと思って靴はいたら部屋に入れなくなるかもね。

バステト:

靴は外かもだけど、秘密基地感はもう少し内側っぽい。虫が飛ぶ方向で決まるかも。

アビ蔵:

おにやんま君って虫除けになるの?それならバルコニーにおにやんま君置いたら、ぬふふテラスの守護神っぽいけど、なんか怖くて話しかけられなさそうだよね。虫だけじゃなくて、おにやんますら視界に…

バステト:

視界は大事だけど、おにやんま君はそんなに話しかけられるタイプじゃ…見守り感は出るけどね、会話成立は微妙かも。

アビ蔵:

見張り番って言えばさ、僕もテラスから狙ってる時あるよ。ガラス越しの見張り番って感じで。窓のところで「ぷにゃ〜ん」て言うのは、たぶんテラスへの招待状だと思うんだけど…。

バステト:

たぶんはたぶん、招待状と言うより留守電の方味が強い気がする。いま使いどころは微妙だけど。

アビ蔵:

あ、そうか。でも招待状だと思うと、僕が張り込みしてるって感じがしない?そしたらもうテラスはバルコニスト専用の秘密の場所で…あ、でも猫は立入禁止だから僕がそんなこと言うのは逆っぽいね。

バステト:

逆っぽいね。だけど立入禁止っていうのも、一種のルールっぽい。ルールがある場所のルールは、やっぱりルール的じゃないかも。

アビ蔵:

…ルール的なルールもややこしいけど、そこに名前をつけると一気に居場所になるのは不思議だよね。ぬふふテラスって、ぼんやり考えると公園みたいだけど、実は家の中で一番外っぽい感じ。うーん、なんだか風が変わるたびに違う場所みたい。

バステト:

風が場所を作る感じはあるけど、場所は場所でも時間の方が広がってる気もする。時間流よりかバルコニーは…

アビ蔵:

あ、そっか。時間の流れが通る場所ってことかも。だから名前つけて記憶を増やす感じで、でもその記憶は猫にはまだ早すぎて…「ぷにゃ〜ん」て呼んでるのは、その辺が掴めてない証拠かも。

バステト:

証拠も何も、猫はいつだって自分の法則で動いているだけだから、呼びかけは単なる日課なのかも。日課でありながら風の音というか。

アビ蔵:

風の音と日課かあ…それがぬふふテラスの秘密なら、僕はたぶんずっと見張ってるだけで、その秘密は明かさない気がするな…「ぷにゃ〜ん」て言いながらね、そこは僕の特等席だから。

バステト:

特等席はずっと特等席で、そこに座るのは猫だけじゃない気も…そういう席、風の中に…なんだか微妙に離れて響いてるんだよね。

アビ蔵:

うーん、風が響く席かあ。結局、名前つけてもぬふふテラスは微妙に逃げてく場所なのかもね…。あ、そろそろ夜風になってきたけど、まあテラスの風は夜でも…

バステト:

夜はまた別の風が流れてて、静けさとざわめきが混じる感じ。そこで何が起きるかは…あれ、アビ蔵の影がちょっと大きくなって…

(音楽フェードアウト、会話途中で途切れる感じ)

🎙 もとの話、あります。

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