夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

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📻 第56夜


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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:深夜の静かなキッチンで、レンジから解けるあの香りがふわっと立ち上るのを覚えてる。

バステト:そうそう、バターとビーフの匂いがほんのり混ざって、変な言葉だけど「濃さ」がある気がするんだよね。

アビ蔵:スプーンですくうと、じゅうっと熱が伝わってきて。あのチーズがとろっと溶け出す瞬間、なんか…ゆっくり時間が流れる感じ。

バステト:それでいて辛すぎないから、夜中に食べてもしんと静かな空気に溶け込むんだよね。舌の上でふわっとコクが広がるんだけど、意外と重たくなくて。

アビ蔵:パッと見、濃厚そうに見えるけど、大きな塊じゃなくてきめ細かいソースがからまってて。食べるたびさくっとしたライスの粒が顔を出すのも好きだった。

バステト:あれ、ひと口終わったあとにのこる余韻がいつもぼやっとしてて、思い出せそうで思い出せない。まるで夜にだけ蘇る秘密みたいだね。

アビ蔵:うん、なんか寝る前の少しの贅沢みたいな空気感が、いつの間にか自分の中で混ざってて。カレーっていうより、夜の一部みたいな記憶。

バステト:またふと思い出して、夜中にひとりでレンジの前に立つかもしれないね。なんとなく、また味も香りもぼやけていくのに、それがまたいい。

よくある質問(Q&A)

この料理の香りはどのように表現されていますか?

バターとビーフの匂いがほんのり混ざっていると表現されています。

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