📚 猫の古本屋|雪国|川端康成
放送の途中で、商品の紹介が出てくることがあります。
読書の話ではなく、本のそばにあった時間の話です。
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📚 雪国
✍ 川端康成
アビ蔵:
ねえ、あの棚で見かけた「雪国」、表紙の刷毛の跡みたいな模様が、なんだか雪の降る音まで聞こえそうでさ。
バステト:
そうね、川端康成の語り口を思わせる静けさがあって、不意に目を止めたくなるような。
アビ蔵:
ページをめくる指先が冷たくなりそうな、そんな空気感…文字の間から冬の気配が漂ってきそうだよ。
バステト:
そしてあの一文、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」は、何度も思い出す。一瞬の情景がずっと残る不思議。
アビ蔵:
確かに。読み手を引き込むけど、それ以上に読めば読むほど、言葉の余韻みたいなのが増えていくんだ。
バステト:
雪の白さが空っぽじゃなくて、むしろいろんなものを包み込むような濃い空気に感じられるのも、川端らしいね。
アビ蔵:
それでいて、店の中でただ静かに本棚の灯りに溶け込む感じがある。あの表紙の控えめな青みもまた、不思議と心地いい。
バステト:
ああ、まさに雪国の一角にいるみたいな読む前の瞬間。こんな本がひょんと顔を出すから、この棚はやめられないわね。
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よくある質問(Q&A)
「雪国」の有名な一文は何ですか?
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」です。
📚 今夜、本棚から出てきた一冊
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