夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

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📻 第46夜


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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:夜にひとりでぼんやりしてると、なんか急にりんごの香りが浮かんでくることがあるんだよね。

バステト:チーズのまろやかさが、その隙間に静かに入り込んでる感じ。冷めてても何かが染みるような。

アビ蔵:パイ生地の層が、じゅうっと熱されてはないけど、時間の経ったあのバターの匂いだけがほわっと鼻に届く。

バステト:薄くてさくっとかたそうなんだけど、口に入れるとどこかしっとり。まるで夜風に溶けてしまうような。

アビ蔵:りんごそのものは甘すぎず、酸っぱさも控えめで、夜の静けさにぴったりな控えめな存在感を持ってるよね。

バステト:そうそう。食べ終わってしばらく経っても、ふわりとクリームチーズのあとが残って、記憶の奥のほうで静かに響くっていうか。

アビ蔵:りんごとチーズの組み合わせって、なぜかたしかな温度感を思い出させるのに、実際のパイそのものは冷たくてもいいんだよな。

バステト:夜の闇の中でぼんやりと浮かぶ、あのほのかな甘みと酸味のバランス。それがどうしてかふと思い出されるんだ。

アビ蔵:次にあるとすれば、ひとくち、またその次を、そっと繰り返したくなる感じ。音はあまりしなくていい。

バステト:ああ、じゅうっとは言わない、でもじわっと心の中に溶ける、そんな不思議な気配が残る。夜にだけ蘇るパイだね。

よくある質問(Q&A)

記事で描かれているパイの主な味の特徴は何ですか?

甘さ控えめのりんごとまろやかなチーズの組み合わせです。

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