夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

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📻 第78夜


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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:なんか、夜中に思い出すんだよなあ、あの飯坂温泉の玉子。

バステト:ああ、ラジウム玉子か。湯気がふわっと立ち上る感じ、覚えてる?

アビ蔵:うん、じんわり温かくて、でも熱くはなくて。白身のぷるぷるが静かに震えてるような。

バステト:黄身もね、しっとりとしてて、口に含むとじゅわっと広がるんだよな。濃厚だけど重くない。

アビ蔵:そう、あれって不思議と夜の空気にぴったり合う気がする。しんとした温泉街の静けさにまぎれて。

バステト:じっと噛まなくても、体のどこかがふわっと緩むような感じになるのが、夜だからかもしれないね。

アビ蔵:作ってるところを見てたら、小さな泡が静かに出てて…火加減じゃない温度感が伝わってくるんだ。

バステト:うん、焦げる香ばしさはないのに、あったかさの層が何重にもあるみたいで。こう、忘れてた記憶をそっと揺らすみたいで。

アビ蔵:なんか、玉子っていうよりも、夜にしか持ち込めないちょっとした魔法の塊みたいだよね。

バステト:最後の一口がひとりぽつんとしてて、なんだか懐かしいような、よそよそしい夜の記憶に溶けちゃう。

アビ蔵:答えははっきりしない。でも、夏の夜風に混じったあの香りは、確かにどこかで息を潜めてるんだ。

よくある質問(Q&A)

飯坂温泉の玉子はどんな特徴がありますか?

じんわり温かく白身がぷるぷるしており、黄身はしっとりとしています。

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