夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

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📻 第118夜


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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:なんだか夜中に、あのタレの香りがふわっと思い出されてさ。

バステト:そうそう、焼き始めるとじゅうっと脂の音が混ざって、空気が少し甘くなる感じ。

アビ蔵:あの赤身の部分がちょっと固そうなのに、口に入れるとすっと繊維がほぐれるあの食感、不思議だよな。

バステト:秘伝のタレが染みてるからか、焼いてるときの煙さえも、どこかこくがあって。

アビ蔵:鉄板の上でじゅうっと音が消えかける瞬間、なんとなく時間まで溶けていくような気がした。

バステト:焼きたての熱さが伝わるとき、ほんのり甘い焦げた香りが鼻にのぼるんだよね。あの瞬間は、何度でも夜に戻れる気がする。

アビ蔵:食べ終わったあと、口の中に残るタレの味がぼんやり引き延ばされて、ずっとそこにいるような。

バステト:だけど、どこかぼやけてて、はっきりしないんだ。まるで夜の霧に溶けてしまうみたいに。

アビ蔵:あのハラミ、やっぱり夜だけに似合う肉なんだろうな。昼間には見えない、別の姿がある気がする。

バステト:そうだね。夜の空気に溶け込んで、そっと胸の奥にしまわれる感じが、また食べたくなるんだろうな。

よくある質問(Q&A)

焼いているときのタレの香りはどのように感じられますか?

焼き始めると脂の音とともに、空気が少し甘くなり香りが漂います。

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