夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

🍜 タップで再生

📻 第132夜


ON AIR

番組へのおたよりはこちら

📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:深夜、ふと冷凍庫を開けたときに、あの四角い包装が目に入るんだよね。

バステト:じゅうっと音が聞こえてきそうな気配がして、一瞬そこにいるみたいになる。

アビ蔵:焼きおにぎりの表面、パリッとしそうでいて、触れるとまだ冷たくて。

バステト:ふわっと広がる甘じょっぱい醤油の香りは、電子レンジの中で起きる小さな魔法みたい。

アビ蔵:それでいて、ご飯の一粒一粒が意外にぽってりとしてて、だしの味がじんわり隠れているのがいいよなあ。

バステト:そうそう、醤油タレにしょうゆもろみが混ざってるのか、どこかまろやかで、焦げ目の香ばしさと不思議に絡み合ってる。

アビ蔵:パリッというより、さくっと割れる皮の中から、なんていうか、夜の静けさに溶け込む温かみが湧き出てくる。

バステト:食べ終わってから残るのは、ほかほかした余韻と、小さな満足感がぼんやりと夜に漂う感じ。

アビ蔵:あの、冷凍の焼きおにぎりを思い出す夜って、どうしてか切なさも少し混ざってる気がするんだよな。

バステト:うん、味じゃないんだ。記憶の隙間からふと顔を覗かせる、夜にだけ蘇る誰かの手のぬくもりみたいなものかもね。

よくある質問(Q&A)

冷凍の焼きおにぎりを温めるときに感じる香りはどんなものですか?

甘じょっぱい醤油の香りがふわっと広がります。

🍽 なんとなく、浮かんできたもの

あとで、思い出したら。

📻 この番組をもっと聴く

📻 気が向いたら、応援してください。