🍜 深夜に浮かぶ食べものの話|酪王アイスクリームを思い出す頃
放送の途中で、商品の紹介が出てくることがあります。
夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。
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アビ蔵:夜になると、ふわっと思い出すんだ。あの透明な風みたいな香り。
バステト:うん、しんとした空気の中で、ほんのりとした甘さが肌にまとわりつくようで。
アビ蔵:口に入れると、冷たさがじんわりと溶けていくんだよね。ミルクの丸みが、夜を少しだけ豊かにする。
バステト:チリチリする静かな寒さの中で、溶けていく感覚。柔らかな白い乳の記憶が蘇る、そんな感じ。
アビ蔵:あの、すこし重みのあるねっとりとした舌ざわり。思い出すのは、灯りが消えた時間。
バステト:夜にだけ濃くなるミルクの存在感。ひとくち、またひとくち。体の奥に静かに染みていく。
アビ蔵:酪王の、あのアイス。風呂上がりの冷たい風とも似ている。熱が鎮まる瞬間。
バステト:そして、いつかぼんやりと消えていく。名前は、遠くの星みたいにぼやけてしまうんだ。
アビ蔵:だけど、また夜になれば、あの香りと柔らかさがそっとよみがえる。
バステト:夜の静寂に紛れて、ふわと浮かぶ。それは、消えない忘れもの。
(静かな間が流れる)
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