読書の話ではなく、本のそばにあった時間の話です。

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📻 アビ蔵放送局

📚 そして誰もいなくなった

✍ アガサ クリスティー

そして誰もいなくなった

アビ蔵:

この『そして誰もいなくなった』って、タイトルだけで背筋がゾクッとするよね。まるで本棚の隅でひそかに息を潜めてるみたいで。

バステト:

そうね。アガサ クリスティーの言葉は、いつもどこか静かで深い。表紙の古風な枠も、不思議な時間を巻き戻すみたい。

アビ蔵:

語り口が淡々としているのに、読み進めるうちに空気がどんどん変わっていく感じが好きなんだ。曇った窓辺で読むのにぴったり。

バステト:

印象的なのは、あの一文。「十人の島の客たちは・・・」という始まりが、もうすでに孤立した世界を感じさせるのよね。

アビ蔵:

うん、そこから漂う問いが面白い。誰も逃れられない時の流れとか、見えない何かに包まれている感覚がいつまでも消えない。

バステト:

読後に残る静かなざわめきが、夜の静寂と重なって、じわじわと心にしみてくるの。まるで夜の海に浮かぶ灯台のような存在かも。

アビ蔵:

そういうのって、この本だからこそ感じられるんだろうな。単なるミステリー以上の、不思議な余韻がある。

バステト:

本棚の一角で気まぐれに手に取りたくなる、そんな不思議な魅力を持っているわね。

アビ蔵:

今度の夜、また最初のページをそっと開いてみたくなるなあ。猫が古本屋の棚の前でじっと立ち止まる理由、少しわかった気がするよ。

よくある質問(Q&A)

『そして誰もいなくなった』の物語はどこから始まりますか?

十人の島の客たちから始まります。

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