夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

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📻 第91夜


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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:なんか、夜中にふと思い出すんだけど、あの檸檬のタルト。

バステト:うん、あれって触れると、意外と柔らかそうで。指の跡がほんの少しだけ残るくらい。

アビ蔵:焼き立てじゃないのに、どこか優しい温度を保ってる感じがあったなあ。冷たすぎず、生ぬるくもない中間の温度。

バステト:ふわっとしたレモンの香りが、じんわり空気の中に溶けてて。爽やかだけど、きつくないのが不思議。

アビ蔵:食べるとね、さくっと表面が壊れて、すぐにチーズのねっとり感が広がるんだよね。夜の静けさにすごく合う。

バステト:そうそう、そのさくっとしたところが、まるで夜の闇が少し揺れるような、柔らかな揺らぎみたいに感じられて。

アビ蔵:薄い黄色のタルト生地が、光を吸うようにしっとりして。レモンの酸味が、ほんのりひかえめに絡んでいるイメージ。

バステト:手に持ったときのずっしりした重さも覚えてる。決して軽くない、それが妙に存在感を出してて。

アビ蔵:何かを包み込むようなチーズの舌触りは、言葉にはしにくいけど、ずっと残る記憶になってる。

バステト:あの静かな甘さ、夜の風景にまぎれるようにふわっと浮かび上がってくる感じがまたいい。

アビ蔵:終わったあとにも、口の中にぽつりと小さな残響がある。何度も思い出すのは、そのせいかもしれないね。

よくある質問(Q&A)

檸檬のタルトの温度はどのような感じですか?

冷たすぎず、生ぬるくもない中間の温度です。

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