夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

🍜 タップで再生

📻 第10夜


ON AIR

番組へのおたよりはこちら

📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:じゅうっと焼けるような熱さじゃないけど、冷たい何かが頭にちらつくなあ。夜の静けさの中で思い出す、あのあたたかさと冷たさの組み合わせって…

バステト:ふわっと香るのは、甘酸っぱい記憶かな。濃厚なバニラのあたたかみと、でもどこかひんやりも混ざってて…

アビ蔵:さくっとした感触、口の中で軽やかに崩れるあれ。いつのまにか忍び込むストロベリーの甘酸っぱさが、夜のひとときを彩るんだ。

バステト:いちごがたっぷり…見た目にも華やかで、まるで小さな花畑をひと切れで味わうみたい。どこか優しい甘さの中に、ぴりっとした何かもあって。

アビ蔵:アイスの冷たさに包まれながら、不意に感じるクランチの音。さくさくっていうより、さりげなく忍び寄る感じ…

バステト:じゅうっという音じゃないのに、焼けるわけでもないのに、心の中であたためられてるみたいな…

アビ蔵:そう考えると、夜更けに思い出すこの味は、口に入れた瞬間じゃなくて…その後の余韻かもしれない。

バステト:目を閉じて、ふわっと浮かぶあの冷たくて甘い世界。もう少しだけ、ゆっくり味わいたい気持ちが残ったまま。

アビ蔵:お腹はすっかり眠っていても、心はどこかで目を覚ましていて。

バステト:だから、また思い出すのかもしれないなあ、あのさくっとした感触を、そっと…

📻 この番組をもっと聴く