夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

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📻 第108夜


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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:あの夜、なんとなく台所の明かりだけがぽっとついてたんだよね。

バステト:そうそう、その薄暗さの中に、なんか焦げた甘い匂いがふわってして。

アビ蔵:焦げ目の部分って、ちょっと焦げてるのに嫌な苦味がなくてさ、なんていうか…深くて濃い。

バステト:じゅうっと焼ける音じゃなくて、しっとり静かに熱を帯びてる感じがあったなあ。指先にそっと触れたらまだ温かくて。

アビ蔵:中はね、ずっしりしてるけど、しっとりしてて、口に入れたときの重さというか。なんか安心する重量感があるんだよね。

バステト:バスクチーズケーキってなんか夜の甘い静けさに似合うよね。あの焦げ目が、なんか闇夜の表情みたいで。

アビ蔵:食べてると、じわっとトロける生クリームの華やかさが思い出されて、でも口の中は静かなままで。

バステト:そういえば、形が毎回少し違ってて、まるでその日の気分が乗ってるみたいに見えた気がする。

アビ蔵:丸いケーキの上で、ちょっとこげて、細かくひび割れてる表面が、静かな夜の空気にぼんやり溶けていく感じ。

バステト:食べた後の余韻って言えば、なんだか甘さと焦げの香りがいつまでも鼻の奥に残って、そのまま眠くなっていった気がする。

アビ蔵:あのときの夜、そのケーキの記憶は、なんとも言えない、あたたかさと焦げ感が入り混じった、曖昧な灯りのように続いてる。

よくある質問(Q&A)

バスクチーズケーキの表面はどのような状態ですか?

表面は焦げ目があり、細かくひび割れています。

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