夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

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📻 第65夜


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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:夜中にふと、あの香りが浮かんでくるんだよな…スパイスがじわっと広がる感じで。

バステト:ああ、あのセットのインドカレー。ナンをちぎったときのふわっとした厚みの手触り、覚えてる?

アビ蔵:そうそう、炭火の匂いが染み込んだナンには、ほんのり焦げ目のさくっとした部分が混じってて。

バステト:カレーはね、冷めてるのに、なんだかまろやかさが隠れてる気がして…。一口目の熱さが少し落ち着いたときの、あの複雑な香り。

アビ蔵:たしかに。辛さに包まれるというより、スパイスが静かに目を覚まさせるみたいな。夜の空気に混ざるような感じ。

バステト:ビリヤーニの粒がほぐれる音は夜にはしないけど、口の中でふわっと広がって、それだけでじっとしていられなくなる。

アビ蔵:ライスの一粒一粒が、湯気の中で光って見えたことがあって。思わず手を伸ばしそうになったけど、あの薄暗いキッチンの光の中だった。

バステト:たぶん、あのセットは食べ終わったあともずっとさ、体のどこかに残ってる。熱の記憶みたいな。

アビ蔵:うん…なんか、目を閉じるとまたふわっと、あのナンの温かさを指先が思い出しちゃうんだよな。

バステト:夜にだけ蘇る、そんな小さな記憶のひとかけら。けれどそれが、いつかまた食べようと思う理由のような気がする。

よくある質問(Q&A)

あのセットのナンの特徴は何ですか?

ふわっとした厚みがあり、炭火の匂いが染み込み、焦げ目のさくっとした部分が混じっています。

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