夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

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📻 第89夜


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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:なんか、夜中にふと思い出すんだよね。あの、今川焼のあずきあん。

バステト:ああ、あのふわっと香るあずきの匂い。湯気の向こうからほんのり甘くて。

アビ蔵:トースターで少しだけ焼いた後の、皮の端っこが少しだけパリッとしてる感じ…あれがじわっと来るんだよね。

バステト:中のあずきあんは、なにかしっとりしてて、だけどべたつかなくて…口の中でよくほぐれる感じ。

アビ蔵:そうそう、色もなんか落ち着く藤むらさき色みたいで、暗い部屋の中だと余計に柔らかく見える気がするんだ。

バステト:食べてるときの温度も大事で、熱すぎず、冷めかけのころ合いがなんだかすごく沁みる。

アビ蔵:冷めていくときに、あずきの甘みがふわっと鼻に抜けてく感覚…あれが夜にだけ覚えてるんだよなあ。

バステト:ねえ、なんでか分からないけど、あの今川焼を食べた記憶が、夜の静けさの中でだけ蘇る気がするよ。

アビ蔵:おぼろげに残る皮の香ばしさと、あずきあんのやさしい甘さが、夜風みたいに過ぎていく感じ。

バステト:そうやって思い出すと、またじゅうっと焼きたくなる。けど結局、その気配だけ夜に漂って消えていくんだよね…。

よくある質問(Q&A)

今川焼のあずきあんはどんな色と食感ですか?

藤むらさき色の落ち着いた色味で、しっとりしてべたつかず、口の中でよくほぐれます。

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