夜のどこかで、ふと浮かんでくる食べものの話です。

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📻 第130夜


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📻 アビ蔵放送局

アビ蔵:夜の冷え込みのなか、ふと思い出すんだよね。あのパイの、温度がまだほんのり残る感じ。

バステト:ああ、あのロングパイのこと?箱を開けたときの、ふわって立ち上がるカフェオレの香り…まるで優しい冬の空気みたいで。

アビ蔵:そうそう。焼きたてのじゃないのに、じゅうって音が聞こえてきそうな気がするんだよな。さくっと割る音じゃなくて、じっと耳を澄ませてるみたいな。

バステト:さくっとはじまる、軽い食感。パイ層が幾重にも重なってて、それが軽やかに崩れていくのがいい。甘さがバターじゃなくて、ほのかにカフェオレのミルク感。

アビ蔵:うん、そして口に含むと、ひんやりした夜の風みたいな後味が少しだけ残る気がする。熱いものじゃないのに、温度の記憶がぼんやりと。

バステト:不思議と、酪王カフェオレそのものよりも、このパイのほうが夜にふと蘇るんだよね。ミルクの厚みが紙の箱の絵みたいに懐かしくて。

アビ蔵:食べ終わったとき、その余韻がまるで誰かと共有した話し声みたいにそっと消えていくんだよな。言葉にはならないけど、なんとなく切ない。

バステト:あれって、パイの形が長いからなんだろうか。どこを齧っても、ほのかに甘い記憶が続く感じがして。

アビ蔵:そしてまた、夜のどこかでパッケージを見かけると、じんわりと思い出すんだ。今度は中の空気じゃなくて、時間の厚みを。

バステト:そう、きっと今日もどこかで、あのやさしい香りと軽い食感が、眠りにつく直前の静けさにそっと混ざっている。そんな気がするんだ。

よくある質問(Q&A)

パイを開けたときに感じる香りは何ですか?

カフェオレの香りがふんわりと立ち上ります。

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