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📚 逝きし世の面影

✍ 渡辺京二


逝きし世の面影

アビ蔵:

この表紙の和傘の色合い…渡辺京二さんの「逝きし世の面影」は、やっぱり静かに時が溶けていくような雰囲気があるね。

バステト:

そうだね。語り口に、どこか静かな遠い声が混ざっている感じがする。ページを閉じたあとも、ふっと香りが漂うみたいで。

アビ蔵:

あの…「ほんたうの日本」って言葉が特に印象的だよね。ぽつんと座って、時代の向こう側を見ているような。

バステト:

うん。どの場面も、ただ過ぎ去る昔を描くだけじゃなくて、そこで揺れる何かをすっと抱えている感じがする。

アビ蔵:

読んでいる時、日差しの柔らかい午後の光が似合いそうな本だなと思った。そんな空気が背中を撫でる。

バステト:

ページの合間に漂う不思議な余韻。手に取るたびに、静かに問いかけられているような気もする。

アビ蔵:

本棚の隅っこで、ふと目が合ったら何か話しかけられそうだね。「逝きし世の面影」がそこにあってくれると、時間がゆっくり流れる。

バステト:

そんな時間があったら、少しだけ立ち止まって、言葉の輪郭を確かめたくなるね。静かな余韻のなかで。
アビ蔵:

あ、そういえば…第192回のプレゼントのキーワードは「ことり」だよ。
バステト:

覚えておいてね。

📚 今夜、本棚から出てきた一冊

よくある質問(Q&A)

『逝きし世の面影』の表紙には何が描かれている?

和傘の色合いが描かれている。

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